天使は涙を流さない(二見ザ・ミステリ・コレクションハ 7-19 )
おすすめ度:

発売日: 2009-06-19
発売元: 二見書房
発送可能時期: 在庫あり。
天使は涙を流さない
リンダ・ハワードの本はほとんど読んでいますが、私にとってはつまらない本だった。どうしてヒーローが暗殺者の設定なのか理解できない。ダーク・ヒーローが悪いというつもりはないが、ヒストリカルでもないのに、現代ものでそういう設定はダメでしょう。
ヒロインが再生に向かって行くシーンはよかったので★ひとつ。
人生の中で見つけた言葉
数年前、リンダ・ハワードを皮切りにいろいろな作家のロマンス小説を楽しく読み始め、ちょっと読み飽きて、2年ぶりぐらいでこの新作を手にしました。
出だしは「オー(@_@;)」でしたが、読み進むにつれて、これは深いぞ…と。
愛情、命、家族、勇気、人が生きていく上で支えとなるものだと思います。
決断して、勇気を奮い起さなければならない時もある。
作者が作家として挑戦し続けてきた人生、その中で得た教訓や、背中を押したり戒めたりしてくれる言葉だと思いますが、あちこちにそんな力を持った言葉が埋もれています。
線を引いたり、ページを折ったり?しながら、何度か読み返したい作品です。
ちょっと思ったのは、アメリカの消費型社会が激震に見舞われている今日、リンダ女史ご自身に何か気付きがあったのだろうかと。
加藤洋子さんの翻訳も、いつもながら素晴らしいと思います。
孤独と奇跡と正義のチェイス
リンダはすごいと思わされる作品でした。
この作品にはいつも以上に「芯」があります。
人間が生きるのは、より魂を磨くため。
失敗しても取り返せばいいと励まされる部分もあり、
かといって甘くはない現実とそれを超える愛を見つけた二人の強さ。
原題「DEATH ANGEL」
正義とは何か、それを考えさせられる作品です。
